AIBTRUST、医療機関向けAI・DXコンサル事業を開始 データ基盤整備から法対応、AI導入まで一貫支援

AIBTRUSTは、医療機関向けの「医療AI/DXコンサルティング事業」を2026年6月に開始する。電子カルテや生成AIの導入が進む一方で顕在化するデータ整備や法規制対応などの課題に対応し、医療DXを支える基盤構築からAI活用までをワンストップで支援する。

近年、医療現場では電子カルテや生成AIなどのデジタル技術の導入が加速している。しかし、医師ごとに略語や記載ルールが異なることによるデータ品質のばらつきや、個人情報保護法、総務省ガイドライン、第三者提供同意など複雑化する法的要件への対応が課題となっている。

さらに、2026年度診療報酬改定では「電子的診療情報連携体制整備加算」が新設され、マイナ保険証利用率や電子処方箋への対応など、医療DXに関する要件が一段と厳格化される見通しだ。こうした状況から、単なるツール導入だけでは十分な効果を得られず、運用面やデータ基盤整備の不足によって活用が進まないケースも少なくないという。

AIBTRUSTは、「医療DXの本質はデータ基盤の整備にある」との考えのもと、新たなコンサルティングサービスを展開する。

サービスは5つの領域で構成される。まず、院内データや業務フロー、既存システムを調査し、課題や優先順位を可視化する「DX診断・現状調査」を実施。その後、医療用語や略語、記載ルールの標準化やFHIRなど標準コードへの対応、院内マニュアルのAI活用を支援する「データ・マニュアル整備」を行う。

加えて、個人情報保護法や各種ガイドラインへの対応、ダイナミックコンセント設計、BAA契約、AWS Bedrockなど生成AI基盤の実装方針を整理する「法的・セキュリティ対応」も提供する。

さらに、医療機関ごとの業務要件や法的要件を踏まえた最適なツール選定・導入支援を行うほか、導入後もKPI設計や段階的な展開、定着支援まで伴走し、継続的な効果創出を目指す。

同社は、データ整備から制度対応、AI活用までを包括的に支援することで、医療機関の持続的なDX推進を後押ししていく考えだ。

 

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000142041.html