SNS「X」を活用した採用で成果 北商物流が9カ月で8名採用、Omoitsukiが支援

SNS「X」に特化した採用支援を行う株式会社Omoitsukiは5月21日、軽貨物物流を手がける中小企業・北商物流株式会社の採用成功事例を発表した。同社はOmoitsukiのSNSコンサルティングを9カ月にわたり受け、初めて「X」のアカウントを開設。情報発信を強化した結果、8名の採用に成功した。
北商物流では、採用に向けた情報発信を社長の瀬戸口敦氏自らが担い、「会社のビジョン」「社風」「代表自身の経験談」「業界に対する問題提起・提案」などを日々発信。週末も含めて1日1〜3回投稿を行った。これにより「X」経由の問い合わせは累計200件を超え、求職者との接点が大きく広がった。
瀬戸口氏は「通常の採用活動では出会えなかった方々と、Xを通じてつながることができた。単なる求人広告ではなく、会社の想いやビジョンを日常的に伝えることで共感する人材が集まった」と話している。
北商物流は、物流の“ラストワンマイル”を担う軽貨物配送会社で、単なる輸送にとどまらず、荷物を受け取る側の立場に立った「プラスα」の価値提供に力を入れている。瀬戸口氏は、約80社・3,000人が加盟する「軽貨物ロジスティクス協会」の代表理事も務め、業界全体の課題解決にも注力している。
Omoitsukiでは、深刻な人手不足に悩む中小企業にとって、SNSを活用した採用は有効な手段と捉えており、今後も実践的なノウハウを提供しながら、企業の採用戦略を支援していく方針だ。
北商物流は2011年6月設立。資本金は1,000万円。1日あたり100台以上の車両を稼働させ、ネットスーパー配送、企業専属便、ルート配送、個人宅配、家電配送・設置・回収、3PL事業などを展開している。
引用元記事:https://www.trucknews.biz/article/r052232/