Incerto、経済学アプローチを融合したAI開発・コンサルティングを強化

Incerto合同会社(東京都荒川区、代表:佐藤碧人)は、経済学の知見を取り入れたAI開発・コンサルティングの取り組みを強化する。情報の非対称性やインセンティブ設計、メカニズムデザイン、因果推論など、従来経済学で蓄積されてきた理論と実証のアプローチをAI実装に組み込むことで、より高度な意思決定支援の提供を目指す。

同社はこれまで、文書処理の自動化や業務効率化、AIエージェント導入など、幅広い分野でAIの実装支援を行ってきた。今回の強化では、こうした既存サービスに対し、因果推論や価格設計、需要予測、配分・マッチング、契約・インセンティブ設計といった経済学的手法を組み合わせることで、AI単体では対応が難しい構造的な課題への対応力を高める。

背景には、実務においてAIだけでは扱いにくい領域の存在がある。具体的には、施策の因果効果の検証や価格・需要に関する意思決定、リソースの最適配分、情報の非対称性に起因する契約・組織設計などであり、これらは経済学が長年取り組んできたテーマと重なる。同社は、AI実装で培ったノウハウと、メンバーが有する経済学の研究知見を融合することで、これらの課題に対する実践的な解決策を提供できると判断した。

強化対象領域としては、因果推論による施策効果の検証、価格弾力性を踏まえた価格設計、不確実性を考慮した需要予測、マーケットデザインに基づく配分・マッチング設計、インセンティブ設計や契約設計、さらに集合知の活用による意思決定支援などが挙げられる。これらをAIと組み合わせ、設計から実装まで一貫して伴走する体制で提供する。

今後は各領域における具体的なサービスパッケージや事例を順次整備し、現場の業務に即した形で展開していく方針。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000181058.html