IMARCエンジニアリング、インド進出企業向け支援を拡充 製造拠点構築を包括支援

IMARCエンジニアリングは、インドへの製造拠点設立や事業拡大を検討する国内外企業向けに、産業コンサルティングおよびプロジェクト支援サービスを拡充した。インド市場への参入を目指すグローバルメーカーや投資家、テクノロジー企業から高まる統合アドバイザリー需要に対応する。
近年、インドは化学、医薬品、食品加工、再生可能エネルギー、電子機器、FMCG、産業機械など幅広い分野で有力な製造・輸出拠点として存在感を高めている。政府による生産連動型インセンティブ(PLI)制度や産業回廊整備、物流インフラの強化を背景に、グリーンフィールド投資や既存設備の拡張案件が増加している。
同社によると、2024〜25年度のインドへの外国直接投資(FDI)流入額は約810億ドルに達し、前年から14%増加した。製造業は国内総付加価値(GVA)の約17%を占め、2024〜25年度の製造業GVAは約5,020億ドルと前年比6.3%成長を記録するなど、製造業分野への投資意欲は引き続き高い水準にある。
こうした環境下でインドに製造拠点を構築するには、規制対応や許認可取得、エンジニアリング設計、環境コンプライアンス、調達管理など多岐にわたる課題への対応が求められる。特に海外企業にとっては、現地制度や産業エコシステムへの理解不足がプロジェクト推進上の障壁となるケースも少なくない。
IMARCエンジニアリングは、製造プラント設立アドバイザリー、事業化調査(フィージビリティスタディ)、技術移転支援、エンジニアリング調整、サプライヤー選定支援、規制・コンプライアンス対応、既存工場の拡張計画策定などをワンストップで提供する。企業はプロジェクトの構想段階から操業準備まで、必要なフェーズに応じてサービスを利用できる。
また、技術移転と製造ローカライゼーション支援も重点領域として位置付ける。海外で確立した生産技術をインドへ導入する際の文書整備やプロセス移管、人材育成準備などを支援し、知識移転の効率化と規制リスクの低減を図る。
日本企業によるインド投資も拡大している。インドで事業展開する日系企業は約1,400社に上り、累積投資額は5兆円を超える。自動車分野ではトヨタやスズキ、ホンダなどが生産能力増強やEV輸出拠点化を進めており、インドは日本企業にとっても重要な製造戦略拠点となりつつある。
さらに同社は、環境影響評価やエネルギー効率化、循環経済への対応などESG・サステナビリティの観点もプロジェクト計画に組み込み、企業がインドの環境規制に適合しながら国際的なサプライチェーン要件に対応できるよう支援していく方針だ。
引用元記事:https://newscast.jp/smart/news/4525521



