リコーとライズ・コンサルティング、AI導入支援の合弁会社設立 戦略策定から定着まで一貫支援

リコーとコンサルティングファームのライズ・コンサルティング・グループは、AI導入・定着コンサルティングを手掛ける合弁会社「リコーAIコンサルティング」を2026年6月に設立した。資本金は1億円で、出資比率はリコーが80%、ライズ・コンサルティング・グループが20%。本社は東京都大田区のリコー本社内に置き、7月から事業を開始する。
新会社は、企業の経営・業務課題の整理から、AI活用戦略の策定、KPI設計、業務プロセス改革、AI基盤の構築、導入後の定着・継続改善までをワンストップで支援する。導入フェーズでは、企業内の暗黙知や非構造化データを活用できるリコーのAI技術基盤「Hi.DEEN」など、同社グループのAI技術や製品を活用する。
両社は、生成AIの活用が広がる一方で、「どの業務に適用すべきか分からない」「導入しても現場に定着しない」といった課題を抱える企業が増えていることを設立の背景に挙げる。生成AIの活用は、チャットによる情報生成からAIエージェントが自律的に業務を実行する段階へ移行しており、実装から定着までを支援する体制の重要性が高まっているとしている。
役割分担では、リコーが独自大規模言語モデル(LLM)を含むAI技術や開発ノウハウ、製品群、顧客基盤を提供する一方、ライズ・コンサルティング・グループは戦略立案から実装、業務定着までのコンサルティングを担う。両社は2026年3月に合弁会社設立に向けた基本合意を締結しており、今回正式に新会社を設立した。
引用元記事:https://it.impress.co.jp/articles/-/29517



