エクサウィザーズ、現場伴走型コンサルのele&companyを子会社化

株式会社エクサウィザーズは2026年9月8日、取締役会において、株式会社ele&companyの株式を取得し、子会社化することを決議した。現場伴走型コンサルティングを手掛けるele&companyをグループに迎え、顧客接点の拡充やコンサルティング人材の強化を図る。

エクサウィザーズは「AIを社会実装し、社会課題を解決する」をミッションに掲げ、これまで2,500社を超える企業・行政機関にAIプロダクトやAIサービスを提供してきた。生成AIの普及に伴い、企業ごとの課題に対応したAI・AIエージェント開発の需要が高まる一方、顧客の業務現場を理解するコンサルタントと、ソリューションを開発するエンジニアの双方を確保することが課題となっている。

子会社化するele&companyは、「伴走ではなく、自走を実現する。」をミッションに掲げ、PM支援などを中心とした現場伴走型のコンサルティング事業を展開する。経営・業務現場に入り込み、プロジェクト終了後も顧客自身が変革を継続できる「自走」の実現を支援している。

同社は、AI推進に加え、新規事業開発、営業変革、PM・推進支援など幅広いテーマで大手エンタープライズ企業への支援実績を持つ。また、体系的な営業モデルやコンサルティング人材の採用・活用にも強みを有しており、設立後短期間で事業を成長させている。

今回の子会社化により、エクサウィザーズはele&companyの営業ノウハウをグループに取り込み、既存サービスの営業力を強化する。ele&companyが個人の専門性に依存せず、チーム単位で提案から実行までを進める標準化された営業モデルを持つことから、グループ全体へのノウハウ展開を見込む。

また、現場伴走型コンサルティングを顧客との接点の「入口」とすることで、エクサウィザーズのAIプロダクトやサービスにつながる商談機会の創出を目指す。既存顧客に対しても、これまで十分にアプローチできていなかった部門・領域への展開を進める。

さらに、エクサウィザーズの顧客基盤をele&companyに紹介することで新規開拓の効率化を図るほか、同一顧客へのサービス提供を拡大することで、グループ全体の顧客生涯価値(LTV)の向上にもつなげる。

人材面では、AIプラットフォーム事業とコンサルティングを組み合わせ、「AI活用の最前線で経験を積めるコンサルティングキャリア」を打ち出し、採用競争力の強化を図る。加えて、経営・業務コンサルティングを志向する人材にグループ内で多様なキャリアパスを提供し、人材の定着や人的資本の強化につなげる。

なお、株式取得後も、ele&company代表取締役の森兼作氏および取締役の岡郁樹氏をはじめとする現経営陣が引き続き同社の経営を担う予定。エクサウィザーズは、ele&companyのコンサルティング人材とグループが持つエンジニアリング力を組み合わせ、既存サービスや新規サービスをより幅広い顧客に提供できる体制を構築する考えだ。

両社の強みを組み合わせることで、中長期的な事業拡大を図るとともに、日本企業の生産性向上に向けたAI活用のさらなる推進を目指す。

 

引用元記事:https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2026-09-08-30192-491/