博報堂、日本認知症予防学会らと産学連携 認知症予防行動の普及を推進

日本認知症予防学会、博報堂、アイ・ブレインサイエンス、OptimAIze Consultingの4者は、認知症予防に対する正しい理解と予防行動を社会に広げることを目的に、脳の認知機能維持・向上に向けた包括連携協定を締結した。

日本では超高齢社会の進展に伴い、認知症予防への関心が高まっている。一方、認知症予防に関連する商品・サービスについて、生活者が科学的な信頼性を判断することは容易ではなく、エビデンスに基づいて予防行動を実践できる社会的な仕組みづくりが課題となっている。

今回の連携では、「認知症になってから対処する」という従来の考え方から、生活者が自らの認知機能を前向きにケアする文化への転換を目指す。4者が学術、テクノロジー、AI、マーケティングなどの知見を持ち寄り、科学的根拠に基づく認知症予防の社会実装を推進する。

具体的には、日本認知症予防学会が認知症予防に関する学術的知見を提供し、科学的エビデンスに基づく評価の仕組みづくりを検討する。博報堂はマーケティングやビジネス構築の知見を生かし、取り組みを社会に浸透させるためのプロセス設計やプロジェクト推進を支援する。

アイ・ブレインサイエンスは、アイトラッキング(視線計測)などを活用した認知機能評価技術や、認知機能の維持・向上に関するテクノロジーを提供。OptimAIze Consultingは、AIを組み込んだシステムの開発・実装や、安全なデータ活用に向けたセキュアなデータ基盤の構築を支援する。

今後4者は、学術関係者や企業などとの産学連携を通じて認知症予防に関する知見を社会に広げるほか、活動を通じて得られる認知機能データを安全に統合・管理するデータ基盤の構築を検討する。さらに、蓄積したデータを活用した研究開発や、認知機能の維持・向上に資する商品・サービスの社会実装につなげる方針だ。

引用元記事:https://www.iza.ne.jp/pressrelease/prtimes/QJCRC3L5HRJMFLOWDIPCM64RUA/