ジャグー株式会社、EC運営企業100社を対象に「ECコンサル支援に関する実態調査」を実施

~運営プラットフォームごとに異なる支援ニーズを可視化、「売上・利益率向上」への期待が最多~

EC事業者の売上・利益最大化を支援するプロフェッショナル集団、ジャグー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:米原 広兼、以下「ジャグー」)は、EC運営企業の担当者100名を対象に「ECコンサル支援に関する実態調査」を実施し、その結果を発表しました。

本調査では、EC運営企業がECコンサルティングサービスに対して抱く期待や重視点、直面している課題、今後求められる支援の方向性などを多角的に分析。結果から、EC業界における最新のニーズと動向が明らかになりました。


■ 調査概要

本調査は、EC運営企業の担当者100名を対象に実施。
「ECコンサルティング支援」への具体的なニーズと課題を明らかにしました。

調査の結果、最も強く期待されているのは**「売上や利益率の向上」**であり、一方で、運営プラットフォームによって求められる支援内容が大きく異なることが判明しました。

特に、

  • 楽天市場・Amazon運営企業:広告運用の最適化への期待が高い

  • 自社ECサイト運営企業:提案のカスタマイズ性や成果連動型契約への関心が強い

といった傾向が見られました。

※本調査結果を引用・転載される際は、出典として必ずジャグー株式会社公式サイト(https://jagoo.co.jp/)を明記してください。


■ 調査背景と目的

EC市場は拡大を続ける一方で、広告費の高騰やモール仕様の頻繁な変更、顧客獲得単価の上昇など、事業環境は複雑化しています。

こうした中で、ECコンサルティングへの需要は高まっているものの、適正価格や支援品質の指標が不透明な状況が続いています。

ジャグーは、業界全体の実態を可視化し、EC事業者・コンサル双方にとって価値ある支援の在り方を探るべく、本調査を実施しました。
公開レポートでは、事業者の意思決定を支援するとともに、コンサル各社が自社サービスを改善するための指針を提供し、EC業界全体の適正競争とイノベーション促進を目指しています。


■ 主な調査結果

1. ECコンサルに期待する効果

  • 「売上・利益率の向上」:63.54%(最多)

  • 「商品ページの改善・SEO対策」:46.88%

  • 「広告運用の最適化」:35.42%

楽天市場運営企業の67.6%、Amazon運営企業の58.8%が「広告運用の最適化」を重視しており、広告競争の激化と成果直結性への意識が高いことが分かりました。

2. 支援依頼時に重視するポイント

  • 「料金体系の適正さ」:62.5%

  • 「実績(支援事例・クライアント数)」:53.13%

  • 「提案のカスタマイズ性」:48.96%

  • 「専門性」:45.83%

特に自社ECサイト運営企業では「提案のカスタマイズ性」を重視する割合が77.4%と突出しており、個別最適化された支援への強いニーズがうかがえます。

3. 適正な月額支援料金

  • 「10万円未満」:35.4%(最も多い)

  • 一方で、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング運営企業では「30万円~50万円未満」を適正とする回答が多く、一定の価格帯を許容する傾向。

  • 自社ECサイト運営企業の75.0%が「費用対効果が合えば上限なし」と回答。成果重視の姿勢が顕著です。

4. EC運営における主要課題

  • 「利益を伸ばしたいが改善策が見つからない」:64.6%

  • 「商品ページの改善が追いついていない」:51.0%

  • 「顧客獲得単価が高騰している」:44.8%

プラットフォーム別では、
Amazon運営企業:モールの仕様変更対応(55.9%)
自社EC運営企業:データドリブンなPDCA運用の不足(59.1%)
といった課題が目立ちました。


■ まとめ

本調査により、ECコンサルティングサービスへの期待や課題は、運営プラットフォームごとに大きく異なることが明らかになりました。

共通して求められているのは、

  • 売上・利益率向上への直接的な貢献

  • 費用対効果の明確化

  • 実績に基づく信頼性

今後のECコンサルティングには、モール特性に即した専門性の提供、柔軟な料金設計、個別最適化された提案が求められると考えられます。

ジャグーは本調査を通じて、EC事業者がより成果の出るパートナーを選定できるよう支援するとともに、業界全体の発展に貢献してまいります。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000105426.html