リコーとライズ・コンサルティング、AX支援の合弁会社設立へ AI導入から定着まで一体支援

株式会社リコー株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、企業の経営課題解決を目的に、AX(AIトランスフォーメーション)の実現を支援する合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結した。合弁会社の設立は2026年6月を予定している。

新会社では、リコーが持つ顧客基盤や顧客接点、AIの基盤技術、AIソリューション提供力と、ライズ・コンサルティング・グループのAI・デジタル領域における戦略立案から実装・活用までのコンサルティング力を組み合わせ、企業に最適なAI導入と定着を一体的に支援する。

近年、人手不足や熟練技術者の退職などを背景に生成AIの活用が注目されている。一方で、どの業務にAIを適用すべきかが明確でないことや、AI人材の確保、導入後の効果創出といった課題から、AI活用が業務に十分定着していない企業も少なくない。

リコーはこれまで、さまざまなAIソリューションを通じて企業の業務変革を支援してきた。2025年12月には、企業内に蓄積された暗黙知や非構造化データをAIで活用する企業向けAIプラットフォーム「Hi.DEEN」を発表するなど、AIを活用した業務高度化や生産性向上を支援している。

一方、ライズ・コンサルティング・グループは、企業理念「PRODUCE NEXT」のもと、中期経営計画においてAIなど先端領域でのサービス強化を掲げている。関連企業との共創を通じてコンサルティングサービスの高度化を進め、高付加価値サービスの提供を目指している。

合弁会社では、リコーのAIソリューション提供と、ライズ・コンサルティング・グループの戦略策定・実装・活用支援を組み合わせ、大企業や中堅企業を中心にAX推進を支援する。企業内のデータや知識の活用を起点に生成AIの実効性を高め、AIを単に導入するだけでなく業務プロセスに定着させる伴走型支援を強化する方針だ。

引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16393449