EYSC、味の素のAIガバナンス整備を支援 “AI-Ready”なデータ管理基盤構築へ

EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は、2026年1月から3月にかけて、味の素のAI活用を支えるデータマネジメントおよびAIガバナンス体制の整備を支援したと発表した。AI活用の拡大に伴って重要性が高まるデータ管理や運用ルールの整備を進め、AI活用に適した“AI-Ready”なデータガバナンス基盤の構築を後押しした。
企業におけるAI活用は、業務効率化の枠を超え、経営判断や業務変革を支える基盤として活用範囲が広がっている。一方で、AI技術そのものの差別化が難しくなるなか、AI活用の成果を左右する要素として、自社データの品質や管理体制の重要性が増している。特に、データ品質の確保やアクセス権限の管理、非構造化データの取り扱い、個人情報利用の判断など、運用面での課題は複雑化している。
味の素は、データとAIを中核としたDXを推進する中で、こうした課題への対応を目的に2025年から運用ルールの整理と高度化に取り組んでいた。EYSCはその支援として、AIが実際の業務でどのように利用されているかを分析し、利用シーンごとに必要となるデータの取り扱い基準や判断プロセスを明確化した。
また、現場担当者が判断に迷いやすいポイントについて、対応方法や責任範囲を整理し、具体的なルールや手引書として体系化。非構造化データを含む多様なデータ活用を前提に、データ品質や利用範囲、アクセス権限の考え方を見直し、AI活用を支えるデータ管理の枠組みを整備した。
今回の取り組みにより、味の素ではAI利用時のデータ取り扱いに関する判断基準が明確になり、案件ごとに個別対応していた運用の標準化が進んだ。これにより、AI導入時の確認作業の効率化や、現場ごとの判断のばらつき抑制が期待される。
さらに、整備したルールや手引書については、AI技術や関連規制の変化に応じて継続的に見直すことを前提としており、将来的な運用改善やガバナンス強化にもつなげていく。
EYSCは今後も、企業のAI活用を支えるデータガバナンスや運用体制の整備を通じて、持続的なDX推進とAI活用の高度化を支援していく方針だ。
引用元記事:https://news.livedoor.com/pr_article/detail/31506889/



