Flitto、OLIVE YOUNG主要店舗にAI翻訳を導入 訪韓外国人への接客を強化

AIデータ・ソリューション企業のFlitto(フリット)は、CJ OLIVE YOUNG(OLIVE YOUNG)の主要オフライン店舗にAI翻訳ソリューション「Chat Translation」を提供した。ソウル、釜山、済州島など外国人観光客の利用が多い店舗を中心に導入し、多言語での接客対応を強化する。

今回の導入では、店舗の特性や利用環境に応じて「ビューティーコンサルティング特化型」と「従業員用PDAアプリ搭載型」の2方式を採用した。

ビューティーコンサルティング特化型は、光州河南店、N聖水洞、狎鴎亭ロデオ店、セントラル江南タウン、慶州皇南店、ビューティーマンション聖水洞など、K-ビューティーを体験できる店舗を中心に導入。商品の詳細な説明や顧客一人ひとりのニーズに合わせた相談を多言語で支援する。

一方、従業員用PDAアプリ搭載型では、店舗スタッフが接客時に利用できるよう約2,100アカウントを配布した。これにより、外国人顧客への対応を店舗全体で進められる環境を整えた。

Flittoは、OLIVE YOUNGの商品データや実際の利用データを活用してビューティー領域に特化した学習を行い、商品名などの固有名詞や専門用語の翻訳精度を向上させた。「Chat Translation」は最大42言語に対応し、実店舗での接客や商品相談に適した翻訳環境を提供する。

ビューティーコンサルティング特化型では、1店舗当たり1日平均15~20件程度の利用実績がある。英語、中国語、日本語に加え、東南アジアや欧州圏の言語にも対応しており、外国人顧客への幅広い接客を可能にする。

実際にロシア人顧客の来店割合が高い店舗では、従来対応が難しかったロシア語による接客を実現。商品説明にとどまらず、OLIVE YOUNGアプリへの登録促進にもつながっているという。

Flittoは、今回の導入によって外国人顧客に対する段階的な商品説明や提案が可能となり、購買転換率の向上に加えて、店舗スタッフの接客業務の効率化にもつながると見込んでいる。

Flittoのイ・ジョンス代表は、「OLIVE YOUNGとともに言語の壁のないショッピング環境を構築できたことは意義が大きい」とコメント。「AIデータ技術を基盤に、多言語コミュニケーションが求められるさまざまな産業分野とのパートナーシップを拡大していく」と述べた。

今後は今回の協力を足掛かりに、倉庫型店舗やファッション・ライフスタイルストアなど、さまざまなオフライン流通チャネルへの展開を進めるほか、医療観光など専門性の高いサービス領域への適用も検討する。

引用元記事:https://www.korit.jp/news/ai/besuccess-flitto-ai-translation-kbeauty-260810/