デロイト トーマツ グループ（東京都千代田区、グループCEO：木村研一）は、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社（DTC）、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社（DTFA）、およびデロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社（DTRA）の3法人を、2025年12月1日付で統合する基本合意書を締結した。

統合後は、子会社を含めた11,000名超のプロフェッショナルを擁する新組織が誕生。多様な専門性の連携を一層強化し、全事業領域における協働体制を加速することで、クライアントへの長期的な価値提供を目指す。また、グローバルや地域のデロイト各組織との連携も強化し、複雑かつ大規模な課題への対応力を高める。

今回の合併は、2024年6月に始動したグループの組織再編の一環。デロイトの新グローバル区分「グローバル・ストアフロント」（監査・保証、税務・法務、ストラテジー・リスク・トランザクション、テクノロジー・トランスフォーメーション）に準じた再編であり、統合後の法人は主に後者2分野に属する。

合併の狙いは、Multi-Disciplinary Model（複合専門性モデル）を通じた高付加価値の創出。特にAIや先端技術の活用、プロフェッショナル人材の継続的な育成にも注力していく。

【統合対象の3法人について】

• デロイト トーマツ コンサルティング（DTC）：30年以上の実績を持つ戦略・業務・ITコンサル企業。テクノロジー企業とのアライアンスを武器に、アドバイザリーから実行支援、業務運用まで一貫して対応。
• デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー（DTFA）：M&A、企業再編、危機対応を専門とし、グループ内でイノベーションや非連続成長を担う中核企業。
• デロイト トーマツ リスクアドバイザリー（DTRA）：監査法人のリスク部門を起源に持ち、コーポレートガバナンス、AI規制、財務リスクなど幅広いリスクマネジメント支援を展開。

引用元記事：https://www.deloitte.com/jp/ja/about/press-room/nr20250523.html