経営・ITコンサル大手のアクセンチュアは、AI教育事業を展開するアイデミー（東証グロース上場）に対し株式公開買い付け（TOB）を実施する。TOB成立後はアイデミーの上場を廃止し、AI教育分野での事業シナジーと市場競争力の強化を図る。

買付価格は1株1450円で、公表前日の終値931円に対し55.74％のプレミアムを設定。買付予定数は441万125株、下限は270万8300株（議決権ベースで66.1％）で、下限未達の場合は買付を行わない。最大買付代金は約63億9500万円。

買付期間は2025年8月15日から9月29日までの30営業日で、決済開始日は10月6日。公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、復代理人は三菱UFJ eスマート証券が務める。

アクセンチュアはアイデミーのAI教育プラットフォームを企業向けAI導入支援や人材育成サービスに活用し、両社の技術力と顧客基盤を統合して競争力を高める方針だ。

引用元記事：https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/maonline/business/maonline-20250814g