大和証券G、2026年度に約5%賃上げへ 生成AI活用のコンサルを全店展開

大和証券グループ本社の荻野明彦社長は、2026年度に約5%の賃上げを実施する方針を明らかにした。大卒の初任給は現行から1万円引き上げ、31万円とする。あわせて、富裕層向けビジネスの強化に向け、生成AI(人工知能)を活用したコンサルティングサービスを全店舗に拡大する考えを示した。
同社の賃上げ率は、今春までの4年間で累計約20%に達する。大幅な賃上げを継続する理由について、荻野社長は「物価が上がっている」と説明。来春には賃上げの一部として自社株を社員に付与する予定で、年初から株価が約3割上昇し、配当金も過去最高となった点を挙げ、「社員にもその恩恵を受けてもらい、同じ方向を向いていきたい」と述べた。
生成AIの活用については、「業務効率化の道具ではなく、新たな価値を生み出すテクノロジー」と位置づける。大和証券の顧客データや地域特性などのビッグデータをAIが分析し、営業活動の改善点を導き出すシステムをすでに半数以上の支店で導入しており、早期に全店へ展開する。
さらに、米グーグル出身の研究者らが設立した新興企業サカナAI(東京都)と10月に提携。グループの運用ノウハウを学習したAIが顧客に資産運用プランを提案する新システムの開発を進めており、2028年のサービス開始を目指す。
引用元記事:https://sp.m.jiji.com/article/show/3678516



