石塚、親族内事業承継に特化した中小ファミリー企業向け支援サービスを開始

石塚株式会社は2026年1月15日より、中小ファミリー企業を対象とした親族内事業承継支援コンサルティングサービスの提供を開始する。

日本は超高齢化社会に突入し、多くの中小企業が後継者不在による廃業リスクに直面している。特にファミリー企業における親族内承継は、経営判断に感情的要素が絡みやすく、円滑な承継を阻む要因となりやすい。こうした課題を背景に、石塚は自社の事業承継経験を基に、実践的な支援サービスを立ち上げた。

経験から生まれた親族内承継支援

石塚株式会社は、ビニールカーテンなどのプラスチック製品を通じて職場環境の改善に取り組んできた企業であり、同社自身も親族内事業承継において多くの困難を経験してきた。そうした失敗と試行錯誤の中で培った知見を体系化し、同様の課題を抱える中小ファミリー企業に提供する。

サービスの概要

新サービスは、「事業承継学講座」と「伴走型コンサルティング」の二本柱で構成される。

事業承継学講座では、実体験に基づく理論や気づきをマンツーマン形式で提供し、経営者および後継者が事業承継を自分事として捉えられるよう支援する。
伴走型コンサルティングでは、代表の熊谷弘司が定期的に面談を行い、事業承継計画の策定・実行支援から経営課題への助言までを一貫して行う。

親族内承継ならではの課題に対応

親族内承継は、経営と家族関係が密接に結びつくため、合理性だけでは解決できないケースも多い。石塚は、実際に事業承継を経験した経営者が相談に乗ることで、一般的なコンサルティングでは得られない現実的かつ共感性の高い支援を提供するとしている。

熊谷はこれまでにも事業承継に関する相談やセミナー活動を行っており、経営者から一定の支持を得ている。

今後の展望

初年度は熊谷とアシスタント1名の2名体制でスタートし、受注は5社を計画。3年後には体制を強化し、年間20社の支援を目指す。あわせて、事業承継コンサルティングの専門サイトも開設する予定だ。

代表の想い

熊谷は「事業承継の問題は後回しにされがちだが、放置すれば企業だけでなく家族関係にも深刻な影響を及ぼす」と語る。自身の経験を踏まえ、経営者や後継者が安心して相談できる場を提供し、次世代への円滑なバトンタッチを支援したい考えだ。

引用元記事:https://voix.jp/life/news/73032/