PwCコンサルティング、新拠点「Digital Engineering Lab」を開設 ~製造業向けエンジニアリングチェーンのDX体験型ラボ~

PwCコンサルティング合同会社は12日、製造業におけるデジタル技術活用のイノベーション促進を目的として、新拠点「Digital Engineering Lab」を開設したと発表した。
このラボは、同日に開設された「スマートモビリティ総合研究所」のCommunity hub内に設置され、「エンジニアリングチェーン開発領域のDXを知り、体感する」をコンセプトとする体験型施設。PwCコンサルティングが提供するエンジニアリングチェーン向けDXソリューションを紹介するだけでなく、実機デモを通じてDX実現後の業務や価値創出のイメージを体感できる。
同社は、近年の日本の製造業が市場競争の激化や技術進化の加速に直面し、製品ライフサイクルの短期化に対応するため、エンジニアリングチェーンを起点とした持続的な企業変革が急務であると指摘している。これに応じ、PwCコンサルティングは国内外の業界知見やDX実現ノウハウを活用し、戦略策定から実行までを支援するデジタルエンジニアリングソリューションを提供してきた。
Digital Engineering Labでは、技術動向や法規制情報の自動収集・分析、製品要求からの機能抽出や設計目標値の割り付け、ナレッジ活用による成果物作成の効率化、人に依存しないデザインレビュー、ソフトウェア仕様書からのコード生成やテスト自動化など、多様な実機デモを体験できる。
また、展示やデモは製造業やITベンダーでの実務経験を持つPwCメンバーが、クライアント視点で解説。製造業のDXベストプラクティスや先進事例に触れながら、企業が目指すべき方向性や業務変革の具体的アプローチを学ぶことが可能となっている。
引用元記事:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2047000.html