INTLOOP、「AIセントリックカンパニー」構想を実行段階へ 四位一体戦略で事業変革を加速

INTLOOPは、2024年9月に公表した中期経営計画「INTLOOP VISION 2030」で掲げた「AIセントリックカンパニー」構想について、構想フェーズから実行フェーズへ移行し、AIを軸とした事業変革を本格化すると発表した。経営資源をAI領域へ集中投下し、自社でのAI活用とAIエージェント製品の外販、スタートアップ連携、グローバル人材ネットワークの活用を組み合わせた独自の「四位一体」戦略を推進する。

同社は中期経営計画において、「あらゆる業務・サービスにAIと先端技術を組み込む企業」への転換を掲げ、2030年7月期に売上高1000億円、営業利益150億円の達成を目標としている。生成AIやAIエージェント技術の社会実装が急速に進む中、企業活動そのものがAIによって再定義される局面を迎えていると判断し、AIを成長戦略の中核に据える方針を鮮明にした。

戦略の柱となるのが、「社内実装」「AIエージェントプロダクトの外販」「AIスタートアップとの協業」「グローバル人材ネットワーク活用」の四つの施策だ。

社内実装では、全社的なAIセンター・オブ・エクセレンス(AI CoE)の運営を通じて、社員の日常業務へのAI活用を浸透させる。フリーランス人材データベースを管理する基幹システムへのAI導入や、人材マッチング業務、コンサルティング業務、バックオフィス業務の高度化を進め、自社を最初の利用者とする「ドッグフーディング」の考え方で実践知を蓄積する。

蓄積した知見は、業務特化型のAIエージェント製品として外部企業へ展開する。20年以上にわたり培ってきたコンサルティングノウハウをAIに反映し、自社利用で効果を検証したサービスを市場投入することで、中小企業や地方企業にもAI導入を広げる考えだ。

また、投資子会社INTLOOP Venturesを通じたAIスタートアップとの連携や、2024年に資本業務提携したエッジAI企業Ideinをはじめとする先端技術パートナーとの協業を強化し、最新技術を迅速にサービスへ取り込む体制を整える。

さらに、国内約5万5000人のフリーランスコンサルタント基盤と、グループ会社KOZOCOMが保有するベトナムのオフショア拠点を組み合わせたグローバル人材ネットワークを活用。実装スピードやコスト競争力、人材の多様性を兼ね備えたAIソリューションの提供を目指す。

同社は、日本企業のAI実装は欧米と比べて遅れているとの認識を示しており、コンサルティングファームとして企業のAI変革を支援し、「知の循環を生み出し、企業変革を加速する」という新ビジョン「Intelligence LOOP for X」の具現化を進めていく方針だ。

 

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000023636.html