アビームコンサルティング、荷主企業向けCLO活動支援サービスを開始

アビームコンサルティングは、改正物流効率化法により一定規模以上の荷主企業で選任が義務付けられた物流統括管理者(CLO)の活動を支援するサービスの提供を開始した。課題診断からシステム構想、中長期の物流改革、3PL選定に向けたRFP作成支援、倉庫移転支援まで、物流改革の構想策定から実行までを一貫して支援する。
近年、多くの荷主企業では、積載率や荷待ち時間、物流コストなどの物流KPIが経営判断に十分反映されず、物流が「後工程で調整する業務」として扱われるケースが少なくない。また、販売・生産・物流部門間の意思決定ルールが曖昧なため、部分最適に陥ることも課題となっている。
同社は、CLOが役割を果たすためには、物流現場の課題を個別事象としてではなく、販売・生産・在庫計画との関係を含めたサプライチェーン全体の構造として可視化し、物流を経営課題として位置付けることが重要だとしている。
サービスの中核となる「CLOのための経営診断」では、現場視察やヒアリングを通じて物流の実態を把握し、サプライチェーン全体の構造から課題の根本要因を分析する。戦略、設計、実行、管理の4つの観点からロジスティクスマネジメントの成熟度を評価し、優先的に取り組むべき課題や施策の方向性を提示する。
さらに、需要変動や供給制約を踏まえた中長期的な物流レジリエンスの評価にも対応。荷待ち時間や積載率といった物流KPIの背景にある他部門との因果関係を可視化し、経営戦略と連動した物流マネジメントの実現を支援するとしている。
引用元記事:https://www.lnews.jp/2026/07/s0709702.html



