コンヴァノ、26年4~6月期は大幅増収増益 DataStrategyの寄与でコンサル事業が急拡大

コンヴァノは8月14日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比554.5%増の69億700万円、営業利益は19億3700万円(前年同期は1億7300万円)となり、大幅な増収増益となった。前期に連結子会社化したDataStrategyがけん引するコンサルティング事業の拡大に加え、ヘルスケア事業も伸長した。

コンサルティング事業の売上収益は51億200万円、セグメント利益は15億6300万円となった。AIマーケティングやデータ分析を強みとするDataStrategyの連結効果により、前年同期の売上収益8400万円から大きく拡大し、グループ売上の約74%を占める主要事業に成長した。

ヘルスケア事業も好調で、売上収益は前年同期比579.8%増の8億7000万円、セグメント利益は542.9%増の5億3800万円となった。医療機関ネットワークの拡大などが寄与した。同社は7月2日にアクセルマークを連結子会社化しており、今後はヘルスケア分野での事業基盤を活用したシナジー創出を進める。

また、今期から「AI事業」を新たな報告セグメントとして開始した。AIエージェントを活用した業務変革や新規事業創出に取り組んでおり、立ち上げに伴う先行投資などから9200万円のセグメント損失を計上した。

一方、創業事業であるネイル事業は、売上収益が前年同期比20.2%増の9億700万円と堅調だった。新規出店に伴う人件費や減価償却費などが負担となり、セグメント損失は1000万円となった。

財務面では、利益の積み上げなどにより、2026年6月末の親会社所有者帰属持分比率は68.6%となり、前期末の57.6%から11.0ポイント上昇した。また、8月10日には保有していた暗号資産を売却。これに伴い、第2四半期に約2億9800万円の売却損を計上する見込みだが、価格変動リスクを抑え、本業への投資に経営資源を集中する方針を示している。

2027年3月期の通期連結業績予想は、売上収益267億5200万円、営業利益89億5700万円で据え置いた。第1四半期の進捗率は売上収益で約25.8%、営業利益で約21.6%。今後はアクセルマークの業績寄与に加え、AI事業での実用的なソリューション展開が通期計画達成に向けたポイントとなる。

 

引用元記事:https://voix.jp/biz/news-analysis/177332/