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PwCコンサルティングと中国銀行、地方創生に向け連携協定──DX・SX支援で地域課題に挑む

PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、CEO:大竹伸明)は、株式会社中国銀行(岡山県岡山市、頭取:加藤貞則)と、地域企業や自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)およびサステナビリティトランスフォーメーション(SX)を支援するための連携協定を締結した。人口減少や高齢化といった構造的課題に直面する地方において、地域の持続的成長を目指す。

協定により、PwCコンサルティングのDX・SXに関する知見と中国銀行の地域ネットワークを活かし、企業や自治体の課題解決を支援する。両者は相互に情報とノウハウを共有し、地域に根差したコンサルティングサービスの提供とエコシステム形成を通じて、新たな地方創生モデルの構築を目指す。

協定の主な取り組み内容:

  • PwCコンサルティングの提供価値
    • 企業・自治体向けDX・SX支援ノウハウの提供
    • IT人材の採用・育成支援
    • グローバルネットワークを活用した情報提供
  • 中国銀行の提供価値
    • 地域企業のニーズ・課題の把握
    • 融資・リース・エクイティなどの金融ソリューション
    • 地域ネットワークによる関係構築支援

PwCコンサルティングが掲げる経営ビジョン「The New Equation」は、「信頼の構築」と「持続的な成長」を中核とするもので、今回の連携はその実践にあたる。中国銀行との協業により、地域企業へのコンサルティングサービスを高度化し、地方創生の加速を図る。

同社は今後、今回の取り組みから得た知見を全国の地域金融機関や自治体との連携に展開し、地方創生の新たなアプローチの確立を目指す。

引用元記事:https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/chugoku-bank220204.html