FCホールディングス傘下の福山コンサルタント、観光DX事業が観光庁モデル実証に採択——広島・廿日市エリアで多言語AIコンシェルジュを展開

FCホールディングスの中核会社である福山コンサルタント(本社:福岡市博多区)が代表企業を務める産官学コンソーシアム「エリアプラットフォーム・カミハチキテル」の提案事業「My広島観光プラン+AI~パーソナライズDX事業~」が、観光庁の令和7年度「観光DX推進による地域活性化モデル実証事業」に採択された。
同プロジェクトは、外国人観光客にも人気の広島市および廿日市市(厳島神社を有する)を対象に、生成AIを活用した多言語対応の24時間コンシェルジュサービスを提供するもの。主要観光地に加え、まだ広く知られていない施設やグルメ、体験型アクティビティなどの情報を、旅行者の属性・行動履歴・混雑状況・季節要因などに応じてパーソナライズして案内する。
さらに、サービスを通じて蓄積された利用履歴や行動データを分析し、今後の観光戦略や新たな観光商品の開発にも活用していく。これにより、観光案内所の業務効率化や地域観光の付加価値向上が期待される。