EYストラテジー・アンド・コンサルティング、エーザイの人的資本レポート策定を3年間支援

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)は、エーザイ株式会社が進める人的資本に関する取り組みの可視化と活用を支援したと発表した。構想策定から実行、継続的な高度化までのプロセスを3年間にわたり伴走した。
エーザイは2023年7月、人的資本に関する考え方や課題を整理・開示するレポート「Human Capital Report」を初めて公表し、以降毎年発行している。同レポートは単なる情報開示にとどまらず、自社の課題を整理・分析し、次の人事施策や経営判断につなげるための材料として活用している。
同社はこれまで企業理念や事業活動に関する情報発信を積極的に行ってきた一方、人的資本に関する発信は十分ではないという課題を認識していた。そこで、人的資本に関する現状や取り組みを整理し、経営戦略と結び付けた形で開示することで、社内外との対話を深め、次の行動につなげることを目的にレポート作成に取り組んだ。
EYSCは、Human Capital Reportの開示方針や全体構成の設計をはじめ、現状と目指す姿のギャップを把握するためのKPI(重要業績評価指標)の設計・分析、さらに開示内容を踏まえた翌年度以降の人事施策や戦略検討への助言などを通じて支援した。
2023年度版では、企業の強みだけでなく課題や弱点も含めて開示する方針を打ち出し、その内容を次の施策検討に活用。その後、社内外からのフィードバックやデータ分析を踏まえ、取り組みの方向性を毎年見直している。2024年度以降は社員を主な対象とした情報発信へと方針を転換し、社員参加型でのレポート制作のほか、独自指標「E-HCI(Eisai Human Capital Index)」やパルスサーベイを活用した継続的な分析・改善を進めている。
こうした取り組みにより、社員の認知度や当事者意識の向上、人事施策の優先順位の明確化、外部評価や他社との対話の拡大などの成果が生まれているという。人的資本に関する情報開示を起点に、戦略や施策に反映するサイクルの定着が進みつつあるとしている。
EYSCは今後も、人的資本開示を企業の施策や意思決定につなげる取り組みを通じ、企業の持続的な価値創出を支援していく方針だ。
引用元記事:https://kyodonewsprwire.jp/release/202603135619



