宗像市赤間2丁目にある子ども向けパソコン教室「mochinoha（もちのわ）」が、2025年6月6日にオープンした。運営は地域のITコンサルティングやDX推進を手掛ける「おもちラボ」（同市）。

教室にはパソコン10台と共有モニターを設置。名前の「もちのわ」は、「餅のように粘り強く、多様性と独自性を持つ存在でありたい」という思いが込められている。代表の石橋ゆうたさんは現役エンジニアとしてアプリケーション開発に携わる傍ら、企業研修や子ども向けイベントの企画運営も行っている。

教室開設の背景について石橋さんは、「地域によるIT教育の格差を肌で感じ、自分の専門性を活かして地域の子どもたちを支えたい」と語る。

「mochinoha」では2つの集団学習コースを用意。「こもちコース」（月4回・4,400円）は3歳から7歳対象で、パソコンの基本操作やタイピングの入門講座。「おもちコース」（月4回・8,800円）は7歳から12歳対象で、文書作成や表計算の基礎を遊び感覚で学びながらパソコン操作のスキルを身につける。

石橋さんは、「パソコンはあくまで道具。その使いこなしやITリテラシーを習得することで、子どもたちが自分のアイデアを形にしたり伝えたりする楽しさを感じられるように、未来につながる学びの場を提供したい」と話している。

引用元記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/275611434930dcfa39697b9ed31bbdfdad53b04a