デロイト トーマツ、千葉・かずさアカデミアパークに日本初の研修施設「デロイトユニバーシティ」設立へ

千葉県木更津市と君津市にまたがる産業集積拠点「かずさアカデミアパーク」に、監査・コンサルティング大手のデロイト トーマツ グループが進出することが内定しました。グループは、**グローバル研修施設「デロイトユニバーシティ」**を日本で初めて同地に開設する計画です。
2025年7月、デロイト トーマツ グループの木村研一CEOらが千葉県庁を訪問し、熊谷俊人知事に進出希望申出書を提出しました。施設には、研修機能に加えてレストランや宿泊施設の整備も段階的に進める方針です。
海外人材の受け入れも視野、立地の決め手は「自然」と「アクセス」
木村CEOは進出決定にあたって、「自然環境の豊かさや、空港とのアクセスの良さが大きな決め手になった」と説明。海外からの研修参加者の来訪も見込まれ、「日本や千葉の魅力をグローバルに発信したい」と語りました。
地域活性化とブランド力向上にも期待
これに対し熊谷知事は、「国内外から高度人材が集まることで、地域のブランド力や魅力が向上する」と期待を寄せ、「質の高い研修を通じた地域貢献にもつながる」と述べました。
施設の着工は2027年、開校は2029年ごろを予定しており、今後は立地に向けた審査や各種手続きが進められます。
木村研一CEOコメント
「本日この場を迎えられて非常にうれしく思います。海外のデロイトメンバーからも、日本に研修施設を作るのを心待ちにしている声が多く寄せられています。今回を機に、千葉県をより多くのグローバル人材に知ってもらえるきっかけにしたいです」
引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9e2e9d30ccb33932d76678f17ea9cc111801d99