トキツカゼ、学習空間設計のパラリアを子会社化 塾運営改善と教育業界向けサービスを強化

トキツカゼは、学習環境の空間設計に強みを持つパラリア(埼玉県春日部市)の発行済株式を100%取得し、完全子会社化したと発表した。今回のグループ化により、傘下の学習塾・予備校の運営改善に加え、教育業界向けサービスの拡充を進める。
トキツカゼは、約3兆円規模とされる民間教育市場のアップデートを目指し、全国約5万校の学習塾・予備校を対象に事業承継や連続M&Aを推進する教育スタートアップ。少子化による生徒数減少や生成AIの普及による学習ニーズの変化などを背景に、近年は学習塾の倒産件数が過去最多を更新しており、同社は中小塾の理念や地域の教育基盤を引き継ぐ形で事業承継を進めている。
同社は承継した塾を長期保有する方針で、教育と経営の両面から改善を図っているが、教室空間の設計や活用も価値向上の重要な要素と位置付けている。今回のパラリアの子会社化により、グループ内の塾の学習環境改善を強化するとともに、教育業界全体に向けた専門知の提供も進める。
パラリアは、脳科学や教育学、建築学、認知心理学などの知見を基盤に、過去10年間にわたり東京・埼玉で自習型学習サロン「パラリア」を運営。集中しやすい教室空間の設計や、生徒ごとの学習計画・進捗管理など個別最適化された学習支援を特徴としている。
現在は、自習空間に関する研究成果と運営ノウハウを活用し、上場企業から中小塾までを対象に教育業界向けのコンサルティングやBPOサービスも展開している。
今後は同社の伴走型支援のノウハウを活用し、トキツカゼグループ傘下の塾における教室環境の改善を進めるほか、教育業界向けコンサルティングの強化やデジタルソリューションの開発などにも取り組むとしている。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000176767.html



