メルシャン、日本ワイン産業支援を拡大 「日本ワイン応援事業」を開始

メルシャン株式会社は、これまで展開してきた日本ワイン向けコンサルティング事業を進化させ、新たに「日本ワイン応援事業」を2026年4月より開始した。日本ワイン産業の発展と市場の活性化を目的に、支援領域を大幅に拡張する。

従来のコンサルティング事業では、主にスタートアップワイナリーを対象に、ブドウ栽培やワイン醸造といった技術面の支援を行ってきた。一方で、現場では原材料や資材の調達、販売、広報など、より広範な課題への対応が求められており、ワイナリーやサプライヤー、消費者間の情報連携不足も課題となっていた。

こうした状況を踏まえ、新事業ではサポート対象と範囲を拡大。苗木の選定から販売まで、サプライチェーン全体をカバーするほか、スタートアップに限らず中規模ワイナリーや自治体まで支援対象を広げ、「点」ではなく「面」で産業を支える体制を構築する。

また、新たに「ハブ&スポーク型」の仕組みを導入し、同社がハブとなってワイナリーとサプライヤーを効率的に接続。共同調達ビジネスも開始し、複数ワイナリーの購買を取りまとめることで、苗木や資材の安定供給とコスト最適化を図る。これにより、生産者が本来の価値創出である栽培・醸造に集中できる環境整備を支援する。

さらに、新規事業として一般消費者向けの体験型サービス「あなただけのワインづくり体験」も開始。ワイナリーとの継続的な関係構築を促し、日本ワインの魅力発信と地域活性化につなげる。

国内のワイナリー数は直近10年で200以上増加し、2025年には500を超えるなど市場は拡大を続けている。同社は、約150年にわたるワイン造りで培った知見を活かし、日本ワイン産業全体の底上げと品質向上を支援していく方針だ。

引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19187917?news_ref=20_20