フューチャー、医療業界向けAI伴走型コンサルティング「Future MedicAl」を提供開始

フューチャーは、医療機関や医療関連企業を対象に、AIを活用したシステム開発と業務改革を支援する伴走型コンサルティングサービス「Future MedicAl(フューチャー・メディカル)」の提供を2026年6月から開始した。AIを活用した高速アジャイル開発と業務改善を組み合わせ、医療現場のDX推進と業務改革の実現を支援する。

近年、医療機関では働き方改革や人手不足への対応、医療関連企業では競争力強化に向けた取り組みとして、AIを活用したDXへの関心が高まっている。一方で、従来のシステム開発では要件定義から実装までに長期間を要するほか、開発完了時には現場ニーズとのズレが生じるケースも少なくない。また、既存システムとの連携や医療情報に関する厳格なセキュリティ要件への対応が、AI導入の障壁となっている。

フューチャーおよびグループ会社のフューチャーアーキテクトは、これまで多様な業界で培った業務改革や基幹システム刷新の知見に加え、AIを活用した独自の開発手法による生産性向上に取り組んできた。医療・ヘルスケア領域においても、専門組織であるHealthcare Innovation Groupを中心に、標準型電子カルテ関連プロジェクトへの参画やプログラム医療機器(SaMD)の開発、大学との共同研究などを通じて知見を蓄積している。

「Future MedicAl」は、こうした技術力と医療業界の専門知見を融合したサービスで、医療現場や企業が抱える課題に対し、AIを活用したアジャイル開発を実施。短期間でプロトタイプを作成し、検証と改善を繰り返しながら現場に最適化したAI活用モデルの構築を支援する。

サービスの特長の一つは、実運用を想定した体験型プロトタイプを数日から数週間で提供し、早期にPoC(概念実証)を実施できる点にある。実際のUI・UXを通じて利用者が効果を検証できるほか、作業時間の短縮や業務効率化の成果を定量的に把握し、投資対効果を可視化する。

また、開発プロセスを通じて得られた業務知見をAIのコンテキストとしてシステム基盤に蓄積し、継続的な精度向上につなげる仕組みも提供する。属人的なノウハウに依存しない業務改善モデルの構築に加え、利用企業への知見移転や人材育成を通じた自走化も支援する。

さらに、電子カルテをはじめとする既存システムとの連携や、医療情報セキュリティガイドラインへの対応など、医療業界特有の導入課題にも対応。本番運用に必要なシステムアーキテクチャの設計から運用までを支援し、安全かつ実効性の高いAI導入を実現する。

フューチャーは、「Future MedicAl」を通じて医療従事者の業務負担軽減や持続可能な医療提供体制の構築を支援するとともに、医療関連企業の生産性向上やDX推進を後押しし、AIを活用した社会課題の解決に取り組んでいくとしている。

 

引用元記事:https://voix.jp/business-cards/future-medical-ai-consulting-launch/