佐賀銀行系VC、次世代交通システム開発のZip Infrastructureに出資

佐賀銀行は、グループ会社の佐銀キャピタル&コンサルティングと共同で運営する「佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第六号」を通じて、次世代交通システムを開発するZip Infrastructure株式会社に出資した。

Zip Infrastructureは、福島県南相馬市に本社を置き、次世代型ロープウェイ「Zippar(ジッパー)」の開発を手がけるスタートアップ。従来の路線バスやLRT(次世代型路面電車)が担ってきた短・中距離輸送の代替手段として社会実装を目指している。

国内外では交通渋滞による経済損失や環境負荷の増大、インフラ整備コストの上昇、路線バス運転手の不足などが課題となっている。Zipparはこうした課題の解決策として期待されている。

同システムは、従来型ロープウェイでは難しかったカーブ走行に対応するほか、電気自動車技術を活用した無人運行を特徴とする。また、既存の交通インフラと比べて建設コストを大幅に抑えられるとしている。

現在、北部九州を含む全国の自治体や民間施設で導入検討が進められており、佐賀銀行は今回の出資を通じて、将来の地域交通インフラを担う技術の事業化を後押しする。