フォーティエンスコンサルティング、ダッソー・システムズと提携 製造業のDX推進を支援

フォーティエンスコンサルティング(旧クニエ)は6月4日、ダッソー・システムズとシステムインテグレーター&コンサルティングアライアンス契約を締結した。両社は協業を通じて、需要変動や規制強化など製造業が直面する課題の解決を支援し、生産性向上と管理体制強化に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。

今回の提携では、フォーティエンスコンサルティングの業界・業務知見と、ダッソー・システムズが提供する「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を組み合わせ、食品、飲料、消費財、製薬業界を中心に支援を開始する。現状課題の可視化から変革構想の策定、業務プロセスの見直し、システム導入、定着化までを一貫して支援し、今後は対象業界を他の製造分野にも広げる方針だ。

ダッソー・システムズは技術基盤を提供し、フォーティエンスコンサルティングは要件定義から導入・運用定着までのコンサルティングを担う。これにより、企業のデジタル変革を包括的に支援する体制を構築する。

3DEXPERIENCEプラットフォームは、研究開発シミュレーションを単一の3D環境で実施できるほか、需要予測、生産、在庫、調達などのデータを統合管理し、サプライチェーン全体の可視化と需給最適化を実現する。供給制約や市場変動への迅速な対応を可能にするほか、部門横断でのデータ活用や業務標準化による生産性向上にも寄与する。

また、研究開発から製造、マーケティング、トレーサビリティまでの情報を一元管理することで、迅速な意思決定や市場環境の変化への柔軟な対応を支援する。

近年の製造業では、市場投入の迅速化や品質・規制対応の高度化が求められている。特に食品、化粧品、製薬分野では、品質管理の厳格化と生産性向上の両立が重要課題となっており、両社はシームレスなデータ連携を基盤としたデジタル変革を通じて、こうした課題解決を後押ししていく。

引用元記事:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2606/24/news028.html