PwCコンサルティング、日本のロボティクス産業向けにエッジ半導体活用のアドバイザリーサービスを開始

PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:安井正樹)は、AIやエッジ半導体を活用したロボティクス分野におけるユースケース創出と事業化を支援するアドバイザリーサービスの提供を開始した。構想策定、技術戦略、企業間連携の支援を通じ、日本のロボティクス産業の国際競争力向上を目指す。
本取り組みにあたり、1996年の日米半導体協定終結交渉で業界代表を務めた牧本次生氏をアドバイザーに迎え、政策面・産業面双方からの支援体制を整備する。
背景
日本では半導体製造への官民投資が進む一方、これを活用する「利用側」の産業創出が課題となっている。特にドローン、自動運転、産業用ロボット、災害対応、介護支援といったロボティクス分野は、リアルタイム制御を必要とする「エッジ半導体の主要用途」として期待が高い。産官学の連携によるユースケース主導の戦略設計と持続的な共創体制の構築が、日本の国際的プレゼンス向上には不可欠とされる。
サービス内容
PwCコンサルティングは、企業の技術や資産を活用し、ロボティクスを中心としたエッジ半導体応用構想の策定から社会実装・事業化までを一貫して支援する。
市場分析・ユースケース設計・事業モデル構築
ロボティクス産業を中心とした応用シナリオの具体化を支援。企業資産を活用した構想策定
技術・知財・人的資源を基に、新サービスや製品の立案をサポート。共創体制の設計・運営支援
半導体、製造装置、ロボティクス関連企業との連携枠組みの構築を支援。技術戦略・ロードマップ策定支援
研究開発から商品化、市場投入戦略、海外連携までの技術戦略を策定。
引用元記事:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1669104