ビービットの「OmniSegment」、AIとコンサルティングで小売・EC企業のCRMを革新

〜30社以上が導入、直感的UIと伴走支援が好評〜
UXデザインを起点としたコンサルティングを手がける株式会社ビービットは、小売・EC向け高機能CRM/MAツール「OmniSegment(オムニセグメント)」の導入が拡大していると発表した。AIを活用したパーソナライズ配信や、コンサルタントによる伴走支援により、顧客ごとの最適なコミュニケーションの実現を支援している。
「OmniSegment」は、メール・LINE・アプリプッシュ・ポップアップなど、多様な配信チャネルに対応。小売・EC業界向けに特化して開発されており、顧客データの取り込みにも柔軟に対応する。
他のツールと差別化される大きな特長は、以下の3点だ。
- コンサルタントによる標準サービスでの企画支援
- AIによる配信タイミング・接客内容の最適化
- 最新のUIによる高い操作性
コンサルタントが毎月レポートを作成、施策提案まで標準対応
「OmniSegment」では、標準プランにおいてもコンサルタントによる伴走支援を提供。セグメントの設計やシナリオの内容など“企画”部分からサポートし、毎月のレポート作成と現状分析をもとに、改善提案まで行う。
「さらに高度な有料オプションでは、行動分析や定性評価まで踏み込んだ提案も可能です。ここまで深く支援できるCRMツールは多くありません」と、OmniSegment事業部 部長の生田啓氏は語る。
AIが“送る相手”も“送るタイミング”も自動で最適化
AI機能では、購買可能性の高い顧客を自動で抽出し、個別に最適な時間帯でメールを配信することができる。さらに、生成AIを用いたウェブ接客では、ユーザーの質問に応じてECサイト上で最適な商品を提案する機能も実装している。
「商品データを読み込んだ生成AIが、会話を通じて適切な商品を提示できます。価格や仕様などの条件に応じて、よりフィットした商品を対話形式で紹介することも可能です」(生田氏)
ドラッグ&ドロップで直感的に操作、最新UIを採用
UI面では、2023年の国内提供開始に際して刷新された操作画面が高く評価されている。シナリオ設計やメール作成は、パーツをドラッグ&ドロップするだけで直感的に設定可能で、操作性に優れる。
30社超が導入、今後はAIによるシナリオ自動生成も視野に
既にアパレル、食品・飲料、化粧品、BtoB事業などを展開する大手企業を中心に、30社以上が導入を進めている。価格面でも月額20万円から導入可能で、手頃な高機能CRMとして支持されている。
今後は、配信シナリオの作成そのものもAIにより自動化する機能の開発を進めており、「一斉配信メールに依存せず、よりOne to Oneに近いコミュニケーションを実現することが、今後のCRMにおいて重要です」と生田氏は語る。
引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d89384d7ede9290d27b4f9e141232f4d05f8cd