蓄電池導入の補助金活用を高度化、SassorがAI×制度知見で支援サービス本格展開

株式会社Sassor(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石橋秀一)は、系統用蓄電池や再生可能エネルギー併設型蓄電池の導入を検討する事業者向けに、国(環境共創イニシアチブなど)および東京都の補助金申請を支援する「補助金活用コンサルティングサービス」の提供を本格的に開始した。
本サービスは、自社開発のエネルギーAIプラットフォーム「ENES」と、電力制度に精通した株式会社エナジーアグリラボの専門家チームの知見を組み合わせて提供される。単なる申請書類の作成代行にとどまらず、AIによる高精度シミュレーションと戦略コンサルティングを融合し、客観性と説得力を備えた事業計画の策定から実行までを支援する点が特徴だ。
背景には、カーボンニュートラル実現に向けた蓄電池ビジネス参入の加速がある。多額の初期投資を伴う同分野では補助金の活用が不可欠となる一方、近年は審査基準が厳格化しており、電力市場の変動を織り込んだ精緻な収支計画や事業継続性が強く求められている。
こうした環境下で同社は、これまで蓄積してきたAIシミュレーションの実績に加え、エナジーアグリラボの制度知見を掛け合わせることで、採択確度の向上と投資回収の実現を両立する支援体制を構築した。
サービスの主な特長は4点に集約される。第一に、卸電力市場(JEPX)や需給調整市場、容量市場を含む複雑なマルチ収益構造を30分単位で再現する高精度シミュレーションにより、審査に耐えうるデータ裏付けを提供する点。第二に、制度変更や市場環境の変化を見据えた中長期視点の事業設計により、座礁資産化リスクの低減を図る点。第三に、事業者自身が条件変更を行いながら収益シナリオを即時確認できる対話型シミュレーターを提供し、迅速な投資判断を支援する点。第四に、採択後の実績報告から運用フェーズにおける最適な充放電制御までを一体で支援するワンストップ体制である。
これまで同社は、「ENES」を活用し、系統用蓄電池における複数市場連動型の収支シミュレーションや、再エネ併設型蓄電池の投資回収最適化などを支援。事業化判断や金融機関への説明におけるエビデンスとして活用されてきた。
今後は、分散型エネルギーリソース(DER)の普及を見据え、EVを活用したV2G領域への対応も視野に入れる。AI制御技術と電力制度への深い知見を掛け合わせることで、持続可能なエネルギービジネスの実現に向けた支援をさらに強化していく方針だ。
引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19137193?news_ref=watch_20_nw18363173



