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富士通、コンサルタントを集約し専門組織を新設「グローバルコンサルティングビジネスグループ」発足で変革支援を加速

富士通株式会社(本社:東京都港区)は2025年4月1日、社内に分散していたコンサルティング人材を集約し、専門組織「グローバルコンサルティングビジネスグループ」を新設した。顧客企業の変革支援を強化し、同社の事業モデル「Fujitsu Uvance」を通じた社会課題の解決を一層推進する狙い。

新組織には設立時点で500人未満のコンサルタントが所属。今後は順次人員を拡充し、AIや量子コンピューティングなどの先進技術部門、ならびに顧客対応部門と連携しながらプロジェクトをリードしていく。

富士通は2025年度までに、コンサルティングスキルを持つ人材を1万人規模に拡大する計画を掲げ、社内のリスキルを軸に体制強化を図っている。2024年1月には独自の認定制度を導入し、同年2月にはコンサルティング事業ブランド「Uvance Wayfinders」も立ち上げたが、従来は人材が各部門に点在していた。今回の組織再編により、知見とリソースの集約による一体的な支援体制の構築を目指す。

引用元記事:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/02351/