KPMGコンサルティング、サプライチェーンのリスク可視化サービスを開始

独自開発ツールで経済安全保障やサステナビリティリスクの分析を支援
2025年4月18日
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:関 穣、田口 篤、知野 雅彦)は、複雑化するサプライチェーンに潜む多様なリスクを可視化・分析する新サービスの提供を開始しました。地政学、経済安全保障、気候変動、人権など、企業活動に影響を及ぼすリスクの特定と対応を支援するものです。
このサービスは、KPMG独自開発のリスク分析ツールを用い、企業が保有する製品・部品の調達情報をもとに、重要部品の特定、供給元の地理的マッピング、マクロ指標に基づくリスク評価を実施します。本ツールは、KPMGジャパンのデジタル専門組織「KPMGアドバイザリーライトハウス」と共同開発されました。
サービスの主な特長
1. 重要部品のリスク判定
特定地域や供給元への依存度を分析し、調達リスクの高い「重要部品」を自動特定。特に対応が必要な品目は「要対応」と表示され、調達多様化などの意思決定を支援します。
2. サプライチェーンの地図上可視化
製品ごとにサプライチェーンを地図上にマッピング。国・地域ごとの調達依存度や、海上輸送のチョークポイントなど地理的リスクも直感的に把握可能です。
3. 複数指標によるリスク分析
経済安全保障、地政学、人権、災害など複数のマクロ指標を統合し、サプライチェーンに潜在するリスクを多面的に評価。自社の状況に応じた分析カスタマイズも可能です。
KPMGコンサルティングは、ツール導入後のアクションプラン策定や対策の実行支援についても、各分野の専門チームと連携し包括的なサポートを提供します。
詳細はこちら:サプライチェーン可視化ツールを用いたリスク分析支援
【KPMGコンサルティングについて】
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの各分野で幅広いコンサルティングサービスを提供。製造業、金融、医療、エネルギー、通信など多様な業界の課題解決を支援しています。
引用元記事:https://kpmg.com/jp/ja/home/media/press-releases/2025/04/kc-sc-riskanalysis.html