TIL、音声AIダッシュボード「RECORiS」を本格展開 「音声AI×コンサル」で録音データの業務活用を支援

ティ・アイ・エル(TIL)は、音声AIダッシュボード「RECORiS」を「音声AI×コンサルティング」をテーマに本格展開すると発表した。SaaS導入にとどまらず、CRMやSFA、CDP、各種コミュニケーションツールと連携し、録音データの取得から業務活用までを支援する新たな音声活用モデルを提案する。

RECORiSは、ビジネス現場で発生する会話を録音し、音声をテキスト化・解析することで、業務で活用可能なデータへと変換する音声AIソリューション。現場のコミュニケーションから得られる情報を構造化し、顧客データの強化や従業員教育などに活用できるようにする。

これまで音声データの活用はコールセンターやIVRなど電話型サービスが中心だったが、近年はフィールドサービスや自治体、医療、金融など、現場での会話をデータ化して活用する取り組みが広がっている。一方、既存のSaaSをそのまま導入するだけでは、企業ごとの業務構造やデータ環境に最適化できないケースも多い。

このためTILは、顧客のシステム環境内で実装するモデルを推奨。企業の業務プロセスやセキュリティポリシーに合わせて構築することで、データ処理・保管を顧客環境内で行うことができ、ガバナンス要件にも対応しやすくなるという。

音声データの活用では、分析レポートを作成して終わるケースや、具体的な活用方法が定まらないといった課題も多い。TILでは、音声活用の意義を社内に浸透させるコミュニケーション支援から、抽出データの活用設計までを包括的にサポートし、実務での成果創出を目指す。

また、国内の音声認識関連市場は2023年度に約150億円、2028年度には約300億円規模に拡大すると予測されており、業務効率化や品質改善を目的に音声をDXの重要なデータとして活用する動きが加速している。

RECORiSでは、導入前のトライアルから導入後の運用設計、社内浸透、ROI測定までを一貫して支援する。「導入して終わり」ではなく、音声データを実際の業務改善や成果創出につなげるまで伴走する点が特徴としている。

引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16350224