プエンテ、AI導入コンサル「知識の複利ループ」SaaSに税理士事務所向け・内部統制向け特化パックを追加

株式会社プエンテは、AI導入コンサルティングサービス「知識の複利ループ」SaaSにおいて、「税理士事務所向けパック」と「内部統制(J-SOX)・内部監査向けパック」の提供を開始した。
「知識の複利ループ」SaaSは、企業内に蓄積された業務ノウハウをAIが活用可能な形へ変換し、「蓄積・活用・分析・改善」のサイクルを継続的に回す仕組みを構築するAI導入支援サービス。個別にAIシステムを開発するのではなく、同社が実証してきた仕組みを各業務に適用し、属人化した知識を組織資産として活用できる環境づくりを支援する。
今回追加する2つの業種特化パックでは、AIに最終判断を任せるのではなく、証憑整理や文書作成、チェック、根拠整理などの準備業務を担わせることで、専門家や担当者が判断業務に集中できる設計としている。
税理士事務所向けパックでは、繁忙期の業務負荷やベテラン職員へのノウハウ集中といった課題に対応する。証憑情報をもとにした仕訳ドラフトや試算表案の作成、決算整理・別表作成の下書きやチェック、顧客からの定型問い合わせへの根拠付き回答案作成などをAIが支援する。
これにより、記帳作業時間の削減や月次処理期間の短縮、決算準備工数の削減、問い合わせ対応の効率化などを目指す。なお、税務代理や税務書類作成、税務相談などの最終判断は税理士が行う。
内部統制(J-SOX)・内部監査向けパックでは、制度対応に伴う文書更新や監査準備の負担軽減を支援する。業務記述書やフローチャート、リスクコントロールマトリクス(RCM)の差分抽出・更新ドラフト作成、統制評価テスト計画や監査調書の作成補助、是正対応の進捗管理などをAIがサポートする。
これにより、文書整備や年次更新にかかる工数削減、監査対応の効率化、リスク管理体制の強化を図る。経営者評価や内部監査そのものは企業が主体となり、AIは準備・証跡整理の領域に限定して活用する。
近年、税理士事務所や内部統制・内部監査部門では、専門的な判断業務だけでなく、その前段階となる資料整理や文書作成、調書作成などの準備作業が大きな負担となっている。一方で、規制対応が求められる領域ではAIによる判断代替には慎重な対応が必要となる。
プエンテは「判断は人、準備はAI」という考え方のもと、AI活用範囲を明確化しながら、業務データやノウハウを継続的に蓄積・改善できる仕組みを提供する。
今後は、対象業務の効果測定、限定範囲でのパイロット導入、全社展開という段階的な導入プロセスを通じて、AI活用による業務改善を支援するとともに、対応業種・業務領域の拡充を進めていく。
引用元記事:https://www.asahi.com/and/pressrelease/16740256



