デロイト トーマツ、AIによる業務変革を包括支援する

目次
新サービス「AI Factory as a Service」提供開始
日本初の本格共創型拠点「AI Experience Center」開設でAI導入を加速
2025年2月18日
デロイト トーマツ グループ
デロイト トーマツ グループ(本社:東京都千代田区、グループCEO:木村 研一、以下「デロイト トーマツ」)は、クライアント企業のAI導入と業務変革をトータルで支援する新サービス「AI Factory as a Service(以下、AI FaaS)」の提供を開始しました。あわせて、AIに関する日本初の本格的な共創型施設「AI Experience Center(以下、AEC)」を開設し、AI活用に向けた取り組みを本格化します。
企業のAI導入を「PoC止まり」から「実装・運用」へシフト
AIの進化に伴い、企業の関心はPoC(概念実証)から、実ビジネスへの適用・運用フェーズに移行しつつあります。しかし、現実には多くの企業が本格導入に至らず、AIの価値を最大限に活かせていない状況が続いています。
こうした課題を受け、デロイト トーマツはAI FaaSを通じて、AIの構想から設計、構築、運用までを一貫して支援する体制を構築。企業がAIによって業務の効率化から新たな付加価値創出までを実現できるよう支援します。
「AI Factory as a Service(AI FaaS)」の概要
AI FaaSは、以下の要素を備えた包括的なAI導入・運用サービスです。
- システム基盤の提供:AIアプリケーション開発に必要なインフラ・開発環境・データ基盤・API群を整備
- End-to-End支援:アーキテクチャ設計から実装、継続的な運用まで一貫して支援
- 高度なAI・データ基盤:セキュリティやガバナンスに配慮した信頼性の高い環境を構築
- 柔軟なカスタマイズ対応:企業ごとの課題に応じたビジネス/セキュリティ/ガバナンスコンサルティングを提供
サービスは2025年3月より、まずはデロイト トーマツ社内向けに運用を開始し、順次クライアント企業へと展開していきます。
「AI Experience Center(AEC)」とは
AECは、AI活用を加速させるために開設された日本初の本格的な共創型施設です。以下のような特長を備え、企業のCXO層がAI導入の具体的な姿を描くことを支援します。
- 共創型エコシステム:AI領域で先端技術を持つアライアンス企業10社超と連携
- 業界・業務別ユースケース:CMO・CFO向けに計80超のユースケースを提供(今後さらに拡充予定)
- 体験型アプローチ:AI活用による業務変革の具体的なプロセスを体験可能
- 専門家による支援:デロイト トーマツの業界・業務プロフェッショナルとAI専門家が支援
AECでは、ワークショップやディスカッションを通じ、企業の次世代戦略構築とAI導入の道筋を明確化します。
今後の展開
デロイト トーマツは、AIの実装・運用フェーズにおいて、企業の「構想を形にする」支援を強化していきます。AI FaaSとAECを軸に、業界・業種を問わず、クライアント企業のDX推進と持続的成長を支援するエコシステムを拡張してまいります。
引用元記事:https://www.deloitte.com/jp/ja/about/press-room/nr20250218.html